N1の文法17回目です。例示の意味の「<名詞> といい、<名詞>といい」という文型の意味と例文を紹介します。
<名詞> といい、<名詞>といい
「Aといい、Bといい」は、「AもBも、同じように評価できる」という意味です。AとBは同じ種類、グループの言葉が入ります。
- 後件には話者の評価を表す文がきます。
- 希望や要求に合い、不満や不足がないという気持ちを表すとき使います。
- 話者の希望、意向(〜たい、〜よう)を表す文はきません。
例文
- あのレストランは味といい、サービスといい、日本一の店だ。
- この街は便利さといい、治安の良さといい、住みやすい場所だ。
- 「ヒーローズ3」は俳優といい、話の流れといい、文句のつけようがないよ。
- 発音といい、語彙の知識といい、彼の英語力は申し分ない。
- この靴はサイズといいデザインといい、私にぴったりだ。
- 長男は明るい性格といい、スポーツが得意なことといい、夫にそっくりだ。