【N1文法】 <動詞辞書形・名詞>に足る

Japanese Lesson
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CHIYO
N1の文法81回目です。評価・感想の意味を持つ「 <動詞辞書形・名詞>に足る」という文型の意味と例文を紹介しています。

 <動詞辞書形・名詞>に足る

*名詞は3グループ「〇〇する」の〇〇の部分が入ります。

「Aに足る」は「Aするための条件を満たしている。」「Aする十分な価値がある。」「Aできる。」という意味です。

  • 「Aに足る<名詞>」と、名詞を修飾するように使われることが多いです。
  • 否定文は「足るとは〜ない」と、文末で否定にする形を使います。「Aに足りない。」という言い方は慣用句的なものが多いです。
  • 「取るに足りない」は「わざわざ取り上げる価値がない、つまらない」の意味です。
  • 「恐れ(る)るに足りない」は「実際は大したことはないから、恐れるレベルではない。」の意味です。

例文

  • 信じるに足る証拠がないため、犯人が特定できない。
  • 商談はこちらが信頼するに足る人物であることを先に示さなければならない。
  • ビザを取るには資金を証明するに足る書類を学校に提出する必要があります。
  • タンさんは学習態度、成績とともに推薦するに足る学生だと思います。
  • 佐藤さんは1年目にして多くの契約を勝ち取り、社内で表彰するに足る業績をおさめた。
  • 20代のうちに尊敬に足る上司に出会えた人は幸せである。
  • 条件で相手を選んだ人の結婚生活は、満足に足るものになっていないことが多いそうだ。
  • 昨日から同じ話題がテレビで報じられているが、時間をかけて議論するに足る問題なのか疑問だ。
  • 外資系の会社では解雇するに足る主な理由がなくても、突然首になることもある。
  • この時期の航空券は少々高めだが、家族と楽しい時間を過ごせるのなら取るに足らない額だ。
  • チャレンジしたら、必ず経験が残るので、失敗することなど恐れるに足りないよ。

 

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