初夏のヨーロッパ旅行記4（ペルガモン博物館編）

ドイツ・ベルリンの有名な観光スポット「ペルガモン博物館」へ行きました！５つの博物館がある「博物館島」の中にあります。博物館島は世界遺産になっています。

ペルガモン博物館とは

ベルリンの代表的な博物館であるペルガモン博物館。古代ギリシャ・ローマ、中近東ヘレニズム、イスラムの3つの美術品が展示されています！ベルリンで一番入場者数が多い博物館です。

博物館はフリードリヒシュトラーゼ駅から歩いて10分の場所にあります。日本のガイドブックには予約が必要とありましたが、友人の家のオーナーが「映画みたいに普通に入り口でチケットを買えば大丈夫だよ！」と言ってくれたのでそのまま向かいました。観光客は他にもいましたが、待つことなくすんなりと入ることができました。（入り口近くには並ぶ用の場所もあったので人が集まる時期は予約したほうがいいかと思います）チケットは一人12ユーロ（≒1500円）で、日本語の音声ガイドもついてきます。嬉しいです！

音声ガイドの内容がユニークで面白かったのでぜひ借りることをお勧めします。古代の偉人が語りかけている風だったり、展示物に対する独自の感想だったり・・博物館への深い愛が感じられました。

古代バビロニア（現在のイラクにあった王国）のイシュタール門のレリーフです。紀元前575年にネブカドネザル２世が建設しました。

バビロンの行列通り。威厳を持ったライオンの顔が特徴的ですね。ライオンは女神イシュタルのシンボルだったそうです。

ミレトスの門

こちらの作品の作者は不明となっていました。2000年の時を超えて、名ない芸術家たちの命に触れているようです。

どことなく哀愁が漂う鳥です。

イスラムの美術品も息をのむほど美しいです。

こちらは「ミフラーブ」と言います。ミフラーブとはイスラムの礼拝堂・モスクで、聖地「メッカ」の方面に面する壁に設置する「くぼみ」のことです。

これも「ミフラーブ」です。

細かい絵ですね。椅子に座ってじっくり眺めます。

次の旅行先はイスラム圏にしようかな。