初夏のヨーロッパ旅行記14(ドイツ・マグデブルク前編)

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バスに乗ってベルリンからマグデブルクへ・・!

ベルリンへ行く少し前にシンガポール時代お世話になった先輩がドイツのマグデブルクという街にいると聞いてびっくりしました。主人の仕事の関係で今年4月からドイツのマグデブルクという街にいるとのこと。調べたところベルリンからバスか電車で2時間ぐらいでいけると判明しました。これは会いに行くしかありません!

ちなみにマグデブルクを紹介しているガイドブックはほとんどなく、ネットの情報も少なめでした。私は未知のものを見に行く方がワクワクするタイプなので逆に嬉しかったです!

バスの中は程よくクーラーが効いていて、wifiも結構使えます。これで運賃は電車の半額なんて最高です。チケットはあらかじめネットで購入しておき、QRコードを見せるだけです。日本の長距離バスと同じですね。バス停には大きい掲示板もあって分かりやすいです。

まずはデパートのフードコートでドイツ料理をいただきます

駅近くのデパートの最上階でバイキング形式の食事をいただきました。各ブースの店員さんは一生懸命ドイツ語でメニューの説明をしてくれます。

野菜とキノコのソテー、100%フレッシュなラズベリージュース

豚バラの煮込み

クリーム肉団子

ポップでおしゃれな『緑の砦』へ!

マグデブルクではオーストリアの芸術家フリーデンスライヒ・フンデルトワッサー氏(1928―2000年)の作品『緑の砦』を見ることができます。

私はスペインのガウディの作品を思い出しました。建物が生きているかのような不思議な魅力があります。フンデルトワッサーの作品は「人と家と自然との共存」という哲学に沿って作られているということです。なんとジブリの作品にも影響を与えているそうですよ!

柱も一つ一つデザインが違って楽しいです。これは「木」をイメージしているとのこと。童心にかえってワクワクできるデザインですね!建物の中には集合住宅、ホテル、土産物店、カフェなどが入っています。

噴水が涼しげです。こんなにカラフルで様々な模様があるのに、ごちゃごちゃした感じは受けません。全てが計算して調和するように設計されているのでしょうね。

建物の屋上部分は植物で緑一色となっているとのこと。だから「緑の砦」なのか。

たくさんのマグデブルク市民が優雅に過ごしていました。本当に居心地のいい空間でした。

ドイツ最古のゴシック様式建築「マグデブルク大聖堂へ」

マグデブルク大聖堂は14世紀に建設された国内最古のゴシック様式建築の聖堂です。緑の砦から歩いて数分の場所にあります。

想像以上に大きいです。厳かです。今回の旅行で1番見応えのある大聖堂でした。

ものすごくいい雰囲気の庭。観光客もあまりおらず、ただ静かな時間が流れます。

コーラスを聞きに近くの教会へ・・・

教会でコーラスが行われているということで連れていってもらいました

地元のコーラス会に参加#mageburg

@ chiyo_024がシェアした投稿 –

お年寄りの方が真剣に耳を傾けています。

ドイツ暮らしは現実どんな感じなのか

たくさん歩いたので、近況をたくさん話し合いました。

ドイツは文化が豊かで、人はのんびりしていて、安全で、パンもビールもおいしい!けど外国人として住むには色々ハードルがあるみたいです。特に日本人がいない田舎の方の街になればなるほどその傾向は強いようです。英語からも日本語からも遠いドイツ語という厚い言葉の壁、煩雑な役所の手続き、新しいメンバーは入れてくれないサッカーチーム、日本産じゃないコシヒカリ、納豆ない・・、お二人とも毎日お疲れ様です。先輩はご主人の仕事の関係で来ているだけなので、シンガポール生活とのギャップが辛いでしょうね。

(シンガポールは片言の英語でOK、ビザがあれば銀行口座も5分で開設、ISETANへ行けばおいしい白米もすぐ手に入ります。)

あ、ドイツはコーヒーがめちゃくちゃおいしいです。幸せ。(シンガポールの屋台コーヒーが泥水に思えるレベル。あれはあれで好きでしたが・・)

お家でいただいたベリーのデザート。びっくりするほどおいしいく、一流レストランの味でした。写真がぼやけてしまいましたが、私がもうすぐ30歳の誕生日ということで「30」と書いた手作りクッキーを焼いてくれました。感動で泣きそうになりました。色々不便もあるかと思いますが、ドイツ生活をご主人とエンジョイしてくださいね。

花は今日も綺麗です。

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