(詳しく説明する語彙)
A:Bさんはどうして日本語を勉強しているの?
B:国へ帰ったら、通訳になろうと思っているんです。
→Bさんは将来通訳の仕事をしようと日本語を勉強しています。
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T:これはおせちと言います。お正月に食べます。今年一年幸せになれるようにというお願いを込めて食べます。
→毎年正月は今年一年幸せに過ごせるようにと、おせち料理を食べます。
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A:Bさんは毎週ボランティアをしているそうですね。どうしてなんですか。
B:困っている人を見て何もできないのは嫌だったんです。少しでも社会の役に立てればとボランティアを始めました。
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学生は疲れたようです。いつ授業が終わるかと、時計を何度も見ています。
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A:ああ、テストの日は本当にイライラするよ。
B:本当に疲れたね。これからカラオケでも行かない?
A:いいね!
→ストレスを解消しようとカラオケに行った。
変化を表す動詞の復習をします
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初級のとき、文法は簡単でした。中級になると難しくなりました。上級になるともっともっと難しくなってきました。クラスが上がるにつれて、だんだん文法が難しくなってきた。
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3年前に一人暮らしを始めました。最初は料理や洗濯も上手にできなくて大変でした。でも今はなんでもできます。一人暮らしが長くなるにつれて、なんでも一人でできるようになった。
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昔、結婚といえば女の人が男の人の家族と一緒に住まなければなりませんでした。でも今は、別々に住んだり、週末だけ一緒に過ごしたり、色々なスタイルがあります。時代の変化につれて、結婚のスタイルも変わってきた。
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年をとるにつれて、目が悪くなる/疲れやすくなる/人生の経験が豊かになってきた。
「〜どころか、かえって〜」の意味は「〜ではなくて、予想とは反対に〜だ」の意味です。
例:日本の物価は高いどころか、私の国より安い。/田中さんはお金がないどころか、会社の社長だ。
ダイエットを諦めて、好きなものを食べることにした。すると、ストレスがなくなって、予想してなかったことに、痩せました。
→ダイエットをやめたところ、太るどころか、かえってストレスがなくなり健康的に痩せることができた。
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「部長様」「伺わせていただきます」「おっしゃられる」は二重敬語といって、正しい日本語ではありません。1つで十分です。嫌だなと思う人もいます。
→敬語を使いすぎるのは礼儀正しいどころか、かえって相手に対して失礼になることもある。
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夫が転勤になったから一緒に外国に住むことにしました。最初は大変でした。でも慣れてくるともう全然大変じゃなくなりました。反対に生活は日本より楽しくなりました。
→海外生活は、慣れてくると大変どころかかえって国にいた頃より楽しくなりました。
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A:ここは僕が払います。
B:いいえ、いいえ。私も出しますよ!はい!
A:・・・。
→食事代を半分出したら、相手は感謝どころか、かえってがっかりしている様子だった。
経緯を説明する
田中さんの両親は足が弱くなって料理や掃除も大変そうです。子どもも家族は多い方が楽しいと言いました。それで一緒に住むことにしました。
A:今ご両親と一緒に住んでいるんですね。
田中:ええ。両親は足が弱くなって色々心配だし、子どもも家族が多い方が楽しいと言ってくれて、一緒に住むことにしたわけです。
A:いいですね。
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A:ジョンさんの日本語は本当に自然ですよね。
B:実は彼は小さいとき日本に住んでいたので、あんなに上手なわけです。
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A:どうしてこのパソコンだけ安いんですか。
B:それは、古いモデルですし、最後の一つなので、安くなっているわけです。
A:昨日一晩中ユーチューブをみていたんですよ。
B:つまり 寝ていないわけですね。
C:だから 目がちょっと赤いわけですね。
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A:お兄ちゃん先月貸したお金、返してくれる?
B:あ、最近色々買い物しちゃって、それで家賃も払わなくちゃいけなくて・・・。今月も大変なんだ。
A:つまり また返せないというわけか。/だから、またお金を借りたいというわけか
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A:彼女は私の妹の子どもです。
B:つまり、姪だと言うわけですね。/だから顔が似ているというわけですね。
*名詞修飾型ですが。な形容詞と名詞は「だ」がつかなくてもいいです。また、「〜である」も使えます。
100パーセントじゃない
T:アメリカに住んでいる人は英語が話せますか。
S:はい。
T:そうですね。話せる人が多いです。でもみんなですか。
S:いいえ、わからない人もいます。
T:そうです。アメリカに住んでいる、それだけの理由で、英語が話せると言う意味にはなりません。アメリカに住んでいるからと言って、英語が話せるというわけではない。
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T:日本語の敬語は少し難しいです。日本語を勉強している人はみんな嫌がります。では日本人はみんな敬語が上手でしょうか。
S:上手じゃない人もいると思います。
T:そうです。日本人だからといって、敬語が上手だという/上手な わけではない。
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ミラー:田中さん、近くに寿司屋ができたらしいですよ。一緒に行きませんか。
田中:実は、寿司があまり好きじゃないんですよ。
ミラー:ええ?日本人なのに?
田中:日本人だからといって、みんな寿司が好きというわけじゃないよ。
ミラー:そうなんですか。
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佐藤さんはカラオケが好きです。よく事務所で歌っています。
会社の人:佐藤さん、これからカラオケ?
佐藤さん:いや、映画を見に行くよ。
会社の人:へえ、めずらしいですね。
佐藤さん:普通ですよ。カラオケが好きだからといって、毎日歌いにいくわけではないよ。
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正しい理由にはならない。
田中さんと佐藤さんはとても仲がいい友達です。お互いよく知っています。最近田中さんがよくケータイを見ています。佐藤さんは思いました。「彼女かなあ」。そして田中さんがトイレに行っている間にケータイを見てしまいました。田中さんは戻ってきて怒りました。
田中:どうして僕のケータイを見てるの?
佐藤:まあまあ、僕たち仲もいいし、おこらないで!
田中:仲がいいからといって、その人のケータイをみてもいい(という)わけじゃないよ。
佐藤:そうだね。ごめんね。
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アドバイス
AさんとBさんは旅行中です。
A:あれ、パスポートをなくした。どうしよう!!!ああ!大変だ!
B:落ち着いてください。パスポートがないからといって死ぬわけじゃありませんよ。
作文