島根県にある「足立美術館」へ行ってきました!!
アメリカの日本庭園の専門誌『The Journal of Japanese Gardening』が、全国の日本庭園を対象に実施したランキングで15年連続で日本一に選ばれているぐらいすごい美術館なんですよ〜!
その影響か、英語を話しているお客さんがちらほらいました。この日はアジア圏からの訪日観光客は見かけませんでした。
島根県の東端の安来市(やすきし)にあります。有名な出雲大社から車で大体1時間半ぐらいかかりました。
最寄り駅のJR安来駅からは車で約20分ぐらいで、シャトルバスもあるそうです。
遠くから行く場合は国内線で米子空港まで行くのが便利です。
緑の山々に囲まれたのどかな場所に、突如現れるおしゃれな白い建物・・!自然とアートの美しい調和・・!
入館料は大人一人2300円です。コンビニでチケットを購入すると2200円になります。チケットを事前に買っておいたら、入館も並ばずにすんで楽だったので事前購入を強くおすすめします。この日は美術館近くのローソンに寄って買いました。
より深く味わうために、入り口で音声ガイダンス端末も借りました(500円)。マートフォンみたいに指で操作します。館内の番号表示と同じ番号を選んで、電話するように耳に当てながら進みます。イヤフォンは付いていません。
英語と中国語も選択肢の中にありました。展示物の説明書きはほぼ日本語なので、英語圏と中国語圏からきた観光客は絶対借りたほうがいいですね。
それではお庭へ♪
庭の中にはお茶をいただける茶室もありましたよ。
美術館の創設者、足立全康氏の像。
長崎平和公園の平和祈念像の作者としても知られる北村西望氏の「将軍の孫」像。
「枯山水庭」
立っている岩は山、周辺はそこから流れる滝水が河につながる様子を表現しています。
足立氏の「庭園もまた一幅の絵画」であるという言葉の通り、窓が額縁の役割を果たしています!かっこいい!
「生の掛け軸」
部屋の壁をくりぬいて、まるで絵の掛け軸がかかっているように見えます。
「鶴亀の滝」
左奥に人工の滝があります。
ここから館内に入ります。撮影禁止のため写真はありませんが、館内には足立氏が集めた1500点もの日本画が所蔵されています。
中でも富士山絵の天才、日本画の巨匠と言われる「横山大観」のコレクションは130点にも及んでいて、見応えがありますよ。
大観作品ではない作品も本当に面白かったです。内緒話をする和風美人、真っ赤なざくろをついばむちょっと不気味なカラスの群、酔っ払いの李白を支えている弟子の絵など、どれも生き生きして鮮やかな絵ばかりでした。
ガイダンス付きで全て見終わるのに3時間ほどかかりました。
「竹葉」
お昼ご飯は美術館から徒歩30秒のこちらで食べました。並んでいるのは私の弟です。
出雲名物の「割子そば」食べ方もわかりやすく説明してくれています。
赤い入れ物がそばをより美味しく見せてくれますね。
量も結構あって美味しかったです。
素敵なゴールデンウィークを過ごせました。