初夏のヨーロッパ旅行記13(ドイツ・DDR博物館編)

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DDR(東ドイツ)博物館へ行きます

1949年から1990年まで存在したドイツ民主共和国(通称:東ドイツ)の博物館へ行きました。前日ベルリンの壁を見て「東ドイツ」ってどんなところだったのかな、と興味が湧いていたので、とても楽しみでした!

博物館は最寄りのアレキサンダープラッツ駅から歩いて5分ほどの場所にあります。リープクネヒト橋を渡って階段を少し下ると看板が見えます。DDRとはドイツ語のDeutscheDemokratischeRepublikの頭文字で、ドイツ民主共和国の意味です。

入り口の前にはお土産やさんがあります。この鶏の形をしたグッズが有名なんだそうです。

東ドイツの人々の生活とは・・・

この博物館の面白いところは東ドイツの人々の日常の様子に焦点が当てられているところです。「こんなにひどかった」とか「こんな国家だった」という紹介の仕方ではなく当時のスーパーで売られていた商品や家の中の様子や休暇の過ごし方などが展示されています。

当時の学校の様子です。月曜日から金曜日まで細かくスケジュールが決まっています。集団意識を高める教育が行われます。

パッケージだけ見るとレトロで可愛いですね!実際の味や使用感などは当時の人にしかわからないですが。

東ドイツの国産車「トラバント」です。中の運転席に座って運転すると前のモニターに当時のまちの様子が映ります。車体低めの簡素な車です。

東ドイツで各職業の人々がどのくらい収入を得ていたのか写真付きで紹介されています。それぞれの学歴も載っています。写真はエンジニアの紹介です。社会主義国家なので、いわゆるホワイトカラーとブルーカラーの間に収入格差はありません。ほか研究者も店員も皆同じ給料です。男女それぞれ比較されていて、男性の方がほんの少しだけ高めの給料でした。女性の育休産休の制度はあったそうなのでその分の傾斜だったのでしょうか。

保育園の中の絵。怖いのは私だけですか。東ドイツでは女性も平等に働いていたので、保育施設は充実していました。

休暇はヌーディストビーチへ?!

もっとも衝撃を受けたのがこちらの展示。東ドイツの人は余暇をヌーディストビーチで過ごしていたそうです。普段の統制された生活との差がすごいです。いやむしろだからこそ必要だったのか・・・!

解説には「裸になればみな同じ人間。」とありました(笑)

政党のリーダー達は東ドイツ市民の陰で贅沢をしていました。特別階級の人専用の店があって、必要な分だけ送り届けていたとのことです。一部の特権階級の人だけ外側のモノに触れることを許されていました。

棚の中を開けるとモニターで東ドイツクイズにチャレンジできます。

キッチンの奥にはリビングルームが見えます。ソファーに座りながら当時東ドイツで放映されていた実際の番組を見ることができます。

デジタルワードロープの部屋。当時の共産主義のファッションに身を包みます。館内は子どもも楽しめるような体験型エンターテイメントが散りばめられています。ベルリンの学生も学校の校外学習でここへよくここへ連れてこられるそうですよ。

お土産はこんな感じでした。DDRに関係ないものもたくさんありました。

壁の向こうの生活はどんな感じだったのかがよくわかる、ぎゅっとまとまった博物館でした。歴史に興味がある人はもちろん、実際に車に乗ったり品物に触ったりゲームをしたりできるので、誰でも退屈せず貴重な体験ができる場所です。

データ
DDR museum
東ドイツ博物館

  • 住所:Karl-Liebknecht-Str. 1, 10178 Berlin, ドイツ
  • TEl:+49 30 847 123 73-1
  • 営業時間:10:00〜20:00(土曜日は〜22:00)
  • 休業日:なし
  • WEBサイト:https://www.ddr-museum.de/en
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