【N1文法】<名詞> (の)いかんだ/(の)いかんによって(は)/(の)いかんで(は)

Japanese Lesson
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CHIYO
N1の文法18回目です。関連の意味の「<名詞>いかんだ」という文型の意味と例文を紹介します。

<名詞> (の)いかんだ/(の)いかんによって(は)/(の)いかんで(は)

「Aいかんだ/いかんによって」は、「Aの状況・条件によって、あることが変わる・あることが決まる。」という意味です。

  • 程度や種類の違いを表す語(考え方・成績・態度など)につきます。
  • 後件は「色々な可能性がある、〜が決まる」などの意味の文が続きます。
  • 「いかんによって」は「いかんだ」と同じ意味用法です。
  • 「〜いかんでは」の後には、色々な事態のうち可能性があるものが入ります。
  • 文末は「いかんだ」を使用します。
  • 同じ意味用法の「〜次第で」より、硬い表現です。

例文

  • 入学試験の結果いかんで、奨学金がもらえるかどうか決まる。
  • 今期の業績のいかんでは、ボーナスが減る可能性もある。
  • 両社の方針いかんでは、提携解消になることもあるだろう。
  • この状況をチャンスと見るかピンチと見るかは考え方いかんだ。
  • 書類審査は通った。明日の面接の結果いかんで、内定が決まるだろう。
  • 製品の品質いかんによって、取り引きされる値段には大きな差が生まれる。
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