JLPT対策・N2文法編です。51回目は無視の意味である「<名詞>はさておき」という文型とその例文を紹介します。
<名詞>はさておき
- 「Aはさておき、B」は「Aは今は話題にしないで、B(を一番に考える)。」「(しばらく続いた)Aはこのぐらいでやめて、B」という意味です。
- 「Aはさておいて」「Aはさておきまして」などという言い方もあります。
例文
- 難しい話はさておき、今日はおいしい日本料理を楽しんでいってください。
- 時間もないので、前置きはさておきまして本題に入ります。
- ・・・なんていう私の愚痴はさておき、今日のテーマについてお話したいと思います。
- 冗談はさておき、そろそろ文法の勉強を始めようか。
- 内容はさておき、彼のスピーチは人を惹きつける力がある。
- 新しいスマホはデザインはさておき、素晴らしい機能が充実している。
- 恋人がいる人はさておき、クリスマスに皆で集まってパーティーをしない?
- お金の問題はさておき、今は病気を治すことに専念すべきだ。
- 実現可能かかどうかはさておき、彼のアイディアは面白いことは確かだ。
- どちらが悪いかはさておき、喧嘩を止めるのが先だろう。
- 「課長、明日の出張の件ですが・・・」「それはさておき、昨日の問題はどうなった?」