JLPT対策・N2文法編です。50回目は無視の意味である「<名詞/動詞辞書形・ない形・い形い・な形な+の>はともかく(として)」という文型とその例文を紹介します。
<名詞/動詞辞書形・ない形・い形い・な形な+の>はともかく(として)
- 「Aかまわず、B」は「Aは考えないで、B」「Aについて今は問題にしないで、B。」という意味です。
- 話題や注目したい部分をより優先したいBに移すときに使います。
例文
- この家は値段はともかく、周りの環境も便利さも理想的だ。
- 結果はともかくとして、頑張った息子を褒めてやりたい。
- 私のことはともかく、あなたの新しい彼とはうまくいってるの?
- 昔は本人の意思はともかくとして、ある年齢になると結婚するというのが常識でした。
- 理由はともかく、遅刻すればいろんな人に迷惑がかかるだろう。
- 作文のテストは内容はともかく、論理的であることが第一に評価されます。
- 漢字は書くのはともかくとして、まず読めるようにしないと生活に不便だ。
- いい悪いはともかくとして、AIによって、自動運転や家事ロボットなどが現実になりつつある。
- どこを観光するかはともかくとして、ホテルと飛行機は先に予約しておこう。
- 進学するかどうかはともかく、JLPTは受験しておくつもりだ。
- 買う買わないはともかく、試着だけしてみたらどうですか。
【参考】類似文型
- 〜はさておき