さくらが散らないうちにお花見せねば!
さて、今日は前回の中国人に続いて
2番目に数の多いベトナム人留学生についてご紹介します。
大学へ行きたい!!
国へ帰って日系企業で働きたいという目的の学生が多いベトナム。
大学という名のつくところならぜひ進学したい。という感じです。
私が見てきた学生たちは特にこの大学がいいというこだわりはないようでした。
専門学校へ行く学生もビジネス系に進むことが多いです。
非常に現実的で、今の経済状況と実力を見て、
行けるところへ行くというスタンスでした。
将来が楽しみな学生多数。
漢字が書けちゃう学生もちらほら。
真面目で優秀な学生が多いです。
講師のこともよく観察しており、一度認めてもらえれば
よくいうことを聞いてくれます。
また叱られると結構長い間気にします。
学生のためだと思ってきつく言いすぎると
大変なことになります・・。
またベトナムは中国に支配されていた時代に
漢字を使用した歴史があります。
現在のベトナム語の6、7割は漢字由来の言葉だそうです。
非漢字圏の中では漢字学習に有利な国だと言えます。
誰に教わったのか自分の名前を漢字で書いている学生もいますよ。
①「先生、ちょっとあちゅいです。」
ベトナム語に「つ」の発音がないので非常に難しいようです。
英語のCATS(猫)のTSの発音と同じと説明するとか
舌を歯茎に当てて発音するとかまあ
色々指導法はあります。でも・・
発音矯正ばかりするとやる気を削いでしまうので、
徐々にできるようになるのを
見守るのが一番かな〜。
は を
②わ し きょ 、が すみます。
た こ ぃぁ
現在の日本社会においては
完璧な日本語じゃなくとも、通じるレベルであればいいという
企業も増えていますよね。
ただ、ベトナムの場合は母語の発音が日本語と遠いので
発音指導を抜かすと「なんか言った?」レベルに
なってしまいます。私は
・喉を緊張させてはっきりと1つ1つの音を発音すること
・不要な抑揚をつけないこと
・小さい「っ」や長い音もしっかり意識していうこと
を意識してもらっています。
はあ〜美味しいフォーが食べたくなってきました。
次回はネパール人学生について書きます。