【N2文法】<名詞/文(普通形)>といっても、〜。【逆接】

CHIYO
JLPT対策・N2文法編です。63回目は逆接の意味の「<名詞/文(普通形)>といっても、〜。」という文型とその例文を紹介します。

<名詞/文(普通形)>といっても、〜。

「AといってもB」は「Aというけれども実は、B。」という意味です。

  • Aという言葉から想像されるイメージと現実がずいぶん違っているという意味です。
  • 会話文では「〜といったって」も使います。
  • 〜たって」も使えます。(例:宝くじに当たったたって、300円だよ)。主に男性が使うときが多いです。かなりカジュアルな言い方なので、聞かれたら説明する程度に留めます。

例文

  • 会社の社長といっても、社員は3人だけですよ。
  • 宝くじに当たったといっても1000円ですよ。
  • 女性の管理職が増えたといっても、他の先進国と比較するとまだまだ少ない。
  • フランス語が話せるといっても、仕事で使えるほどではありません。
  • スーパーの野菜が高いといっても、外で食べることを考えれば安いものだ。
  • 平日は暇だといっても、しなければならない仕事は色々ある。
  • 出張といっても、先輩の手伝いをするだけで、特別なことはしません。
  • アルバイトを始めることにしました。といっても週に1回だけですが。

【参考】類似文型

  • 〜とはいえ
  • 〜とはいいながら
  • 〜とはいうものの
Chiyo

日本語研究家、ブロガー、母1歳。 関西出身。神奈川育ち。20歳の夏カンボジアで出会った日本語ペラペラの現地ガイドに衝撃を受け日本語教師の道へ。慶應大学卒業後シンガポール3年半→フィリピン半年→共同通信系(アジア経済)記者→日本語別科助教。 2018.9.13 結婚、セブにて挙式 2019.11.21 女の子出産 お仕事の依頼はブログのお問い合わせフォームからお願いします!

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