【N1文法】<名詞>にして【慣用句・驚きの気持ち】

CHIYO
N1の文法123回目です。驚きの気持ちを表す「<名詞>にして」という文型の意味と例文を紹介しています。

<名詞>にして

「Aにして」は「Aで」「Aであって、しかも」という意味です。

  • 慣用句的な言い方で、限られた言葉につきます。

例文

  • 2年前祖母に病気が見つかったが、幸いにして手術が成功し今日も元気に生活している。
  • 彼は生涯素晴らしい絵を描き続けたが、不幸にして生きている間に評価されることはなかった。
  • 子どもの笑顔を見ると、仕事のストレスが一瞬にして吹き飛んでしまう。
  • 学校で大きな問題が発生し、緊急にして教員全員が集められた。
  • 大きな火事が起こり一晩にして、建物がなくなってしまった。
  • その薬を飲んですぐ寝たら、一夜にして風邪が治りました。

参考

N1の学習におすすめの本・書籍

学習者向け・練習テキスト

講師向け・文型辞典

説明が丁寧で・例文豊富で難易度も適切なバランスのいい本です。例文にはふりがながありますので、学習者も使えます。

Chiyo

日本語研究家、ブロガー、母1歳。 関西出身。神奈川育ち。20歳の夏カンボジアで出会った日本語ペラペラの現地ガイドに衝撃を受け日本語教師の道へ。慶應大学卒業後シンガポール3年半→フィリピン半年→共同通信系(アジア経済)記者→日本語別科助教。 2018.9.13 結婚、セブにて挙式 2019.11.21 女の子出産 お仕事の依頼はブログのお問い合わせフォームからお願いします!

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