【N1文法】<動詞辞書形>なり〜

CHIYO
時間関係の文法3回目です。ここでは「〜なり」の意味と例文を紹介します。

<動詞辞書形>なり〜

意味:「Aなり、B」で、「Aすると、すぐB。/ Aとほぼ同時にB」という意味です。
  • 第3者が、何かしたすぐ後に予想外のことをした時に使います。
  • 前後の主語は同じです。
  • 後件は意思的な動作がきます。命令・推量を表す表現はこの文型の後に続きません。(〜しろ、〜でしょう、〜かもしれない。等)

例文

  • 弟は帰宅するなりテレビをつけた。好きな番組が始まる時間だったそうだ。
  • 子どもはカレーを一口食べるなり、吐き出した。ちょっと辛かったようだ。
  • 部長は客からの電話を切るなり、大きなため息をついた。
  • 乗客は電車のドアが開くなり、降りる人を待たず中に入ろうとした。
  • 佐藤さんは目の前の人が偉い人だとわかるなり、態度を変えた。
Chiyo

日本語研究家、ブロガー、母1歳。 関西出身。神奈川育ち。20歳の夏カンボジアで出会った日本語ペラペラの現地ガイドに衝撃を受け日本語教師の道へ。慶應大学卒業後シンガポール3年半→フィリピン半年→共同通信系(アジア経済)記者→日本語別科助教。 2018.9.13 結婚、セブにて挙式 2019.11.21 女の子出産 お仕事の依頼はブログのお問い合わせフォームからお願いします!

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