(丁寧に説明する必要がある語彙)
まれ:「とても少ない、珍しい」の意味
当時:過去のある時期のこと
よほど:「かなり、とても」のレベル。話し言葉は「よっぽど」
連想:日本というと、富士山を連想する
〜まみれ:汚いイメージの「付いている」例)ほこりまみれ、借金まみれ
〜風(ふう):様子、態度、雰囲気
こっそり:「他の人に知られないように」の意味
うなづく:首を縦に振る
ようやく:長い間待ったことが来た時、大変だったものが終わった時などに使う
解放:テスト勉強から解放される、人質を解放するなど
生き返る:死にそうだったのものがもう一度息を吹き返す、の意味
乾く:自動詞「〜が乾く」洗濯物、のど、など
〜きる:N2文法。最後まで〜するという意味。例)最後の商品を売りきった。量が多くて食べきれない。
どちらにしても:N2文法。使いましょうCで学ぶ。AでもBでも結果は同じという意味。
〜がてら:N1文法。書きましょうA2で学ぶ。
眺める:のんびり遠くを見る、の意味。
〜つつ:N2文法。「ながら」に近い意味。恋人との会話を楽しみつつ、ワインを飲む。
田中さんの子どもが風邪をひきました。どうしたらいいかわかりません。医者へ行ってみてもらいます。
医者:食欲はありますか。
田中:はい、ご飯は食べられます。
医者:食欲がある限り、あまり心配しなくても大丈夫です。熱はありますか。
田中:はい、あります。
医者:熱が下がらない限り、学校へは行かないほうがいいでしょう。
田中:わかりました。
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A:日本語は簡単な言葉ではないのに、学習者は増加していますね。
B:日本のアニメや漫画が人気な限り、学習者は減らないと思いますよ。
A:アニメや漫画を見ていれば、N1も合格できますか。
B:いいえ、ちゃんと文法や単語を勉強しない限り、試験に合格できません。
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A:日本の新幹線は本当に時間通りにきますね。びっくりしました。遅れることはないんですか。
B:そうですね。大雪が降ったろきや台風の時などは遅れることもあります。でも特別なことがないなら、時間通りにきます。
→余程のことがないかぎり、新幹線は時間通りにきます。
「よほどのことがない限り」は「特別なことがない場合は」という意味で、もっと噛み砕いて言えば「ほとんどいつも」の意味になります。
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A:仕事は大変だなあ。早く辞めて、のんびりしたいなあ。
B:そう?私は今の仕事が好きだから、年を取っても元気である限り、働くつもりだよ。
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A:ダイエットしても、このお腹だけは全然痩せないんですよね。
B:昨日の飲み会でビール飲んでなかった?
A:ええ、ビールと甘いものはやめられません。
B:甘いものを食べている限り/お酒をやめない限り、ダイエットは成功しないでしょう。
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明日はJLPTのテストだ。一年間ずっと勉強しました。模擬試験も全て良かったです。
→こんなに勉強したんだから、明日の試験はよっぽどのことがない限り合格するだろう。
(写真を準備しておきます。)
西洋風の部屋、和風の家、昔風のヘアスタイル、今風のヘアスタイル
T:(かっこいい人の写真を見せて)田中さんの友達はモデルです。
田中:ああ、かっこいいなあ。あんなふうになりたいな。どんなふうにすればそのヘアスタイルができるの?
友達:こんなふうにすればできるよ。
私の猫です。猫は ご主人は何をしているの/ご飯はまだかな というふうに私を見ています。
彼:それでね、昨日のね・・・
彼女:へえ・・・・
→女の人は 時間の無駄だ/早く帰りたい というふうな様子で話を聞いている。
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授業中です。
先生:今日の説明はわかりましたか。
→学生Aはわかったというふうにうなづいた。/学生Bはわからないというふうに両手をあげた。
「どちらを選んでも/どちらの場合でも 結果は同じだ」という意味です。
<動詞・い形容詞/な形容詞だ/名詞だ>の普通形+にしても、<動詞/い形容詞/な形容詞だ/名詞だ>の普通形+にしても、〜。
✴︎な形容詞と名詞には「だ」がつきません。
決定の「〜にします」を復習します。(みんなの日本語44課)
今日のお昼ご飯はラーメンにします。
ホテルの部屋はツインにします。
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A:今度のヨーロッパ旅行、ヨーロッパかアメリカかどっちにする?
B:(ヨーロッパにしても、アメリカにしても)どちらにしても、飛行機のチケットは早く取ったほうがいいね。
A:Cさんは去年行かなかったけど、今年はどうする?
C:(行くにしても行かないにしても)どちらにしても、今週末までには2人に知らせるね。
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A:飲み会の場所は会社の近くにする?それとも駅前にする?
B:どちらにしても予算を先に考えないと。
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どっちにしても(カジュアル)
A:今年はN2にチャレンジしてみようかな。それともN3にしようかな。
B:どっちにしても、もう申し込み期間を過ぎているから無理じゃない?
作文
A:今日のパーティーこの赤い靴にしようかな、白い靴にしようかな。
B:どちらにしても、_________________。
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A:今の仕事をやめようかな、それとも続けようかな。
B:どっちにしても、_________________。
A:お仕事は?
B:会社を経営しています。
A:へえ!
B:もっとも会社と行っても社員は2人ですが。
A:・・・なるほど。
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A:昨日日本語を勉強しました。もっとも勉強したと行っても5分だけですけど/アニメを見ただけです。
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今度引越しするんです。もっとも引っ越しするといっても同じ町ですが。
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車を買ったんです。もっとも車といっても中古車ですが・・・
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彼は学生です。もっとも学生といっても自分で会社を経営していて、とてもお金持ちなんですよ。
作文
実は先週入院したんです。もっとも入院したといっても____________。
健康のために運動しています。もっとも_______________。
<動詞・い形容詞・な形容詞>の名詞修飾型+<名詞+で>の形もあります。
「どんなにーても」は「いくらーても」(みんなの日本語25課)とほぼ同じ意味です。
田中さんはいつもにこにこしていて、文句を言いません。忙しいです。忙しくても文句を言いません。寝不足でも、部長に仕事を頼まれても文句を言いません。
どんなに 仕事が忙しくても/寝不足でも/部長に仕事を頼まれても、よほどのことがない限り、田中さんは文句を言いません。
「<名詞/動詞ます形>がてら〜」の説明をします。(JLPTN1文法)
1.Aの機会を利用してBする。
本文)夕涼みがてら、花火でもしようか。
→夕涼みというメインの目的をする機会に、花火という他のこともするという意味。がてらの前には移動動詞が来ることが多く、移動動詞じゃなくても移動の意味が含まれる。
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2.Aという目的でB。AはBの場所で達成する目的。(BはAの目的場所へ向かうという意味だが、Aの達成だけでなくそれ以外の目的も含んでいる。)
散歩がてらコンビニで明日の朝ごはんを買おうかと言って、夫は子どもを連れて出かけた。もっとも朝ごはんと言ってもコーヒーだけだが。
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「見舞いがてら、部長が入院している病院に花を届けに行こうか」と言って、課長は私を連れて出かけた。もっとも入院と言っても3日だけだが。
「がてら」と近い表現の「ながら」「ついでに」「かねて」について
A<動詞ます形>ながら、B。(みんなの日本語28課)
意味:AとBが並行して同時に行われる。Bがどのような状態で行われるのかをAで表す。BがメインでAはサブ。
例文:ポップコーンを食べながら、映画を見る。
A<名詞/動詞辞書形・た形>ついでに、B。(新日本語の中級20課)
意味:Aの機会を利用して、Bする。Aが目的で、その機会にBをするという意味。AがてらBには移動を伴う文という制約があるが「ついでに」はない。
例文:シャワーを浴びるついでに、床を掃除した。
A<名詞>と<名詞>をかねて、B。A<動詞辞書形>のをかねてB。
意味:Bをすることが目的だが、それにはAというもう一つの目的もある。AとBは同じ程度の重要性を持った目的。(メイン、サブの関係が弱い)
例文:日本語の勉強を兼ねて日本のドラマを見る。新婚旅行をかねて、ハワイで結婚式をする。