N1の文法50回目です。理由を表す「<動詞/い・な形容詞/名詞の普通形*>とあって」という文型の意味と例文を紹介しています。
<動詞/い・な形容詞/名詞の普通形*>とあって
普通形ですが、な形容詞と名詞は「だ」が落ちる場合が多いです。
「AとあってB」は「通常とは違いAという状況(事情)なので、当然Bだ。」という意味です。
- Aには普通ではない特別な言葉を表す言葉が入ります。
- BにはAの状況から考えられる当然の結果をいいます。
- 自分のことを言う時にはあまり使いません。
例文
- タピオカが流行しているとあって、どの店も長い列ができている。
- アメリカの大統領が日本へ来るとあって、都内の警備が強化されている。
- もうすぐ夏休みが始まるとあって、電車内には様々なイベントのポスターが貼られています。
- このうどん屋は量が多く安いとあって、学生に人気があります。
- この場所は路線が複数あり便利だとあって、家賃が非常に高いです。
- 祖母は肌がきれいとあって、20歳若く見られることもあります。
- 正月中とあって、どの店もシャッターが降りています。
- クリスマス前とあって、社内でこっそり付き合い始める人が一気に増えた。
- 富士山の山頂とあって、8月なのに冬のように寒い。
- 2年ぶりの再会とあって、お互い話したいことが山のようにあった。