JLPT対策・N2文法編です。132回目は事実を認める意味の「＜普通形＞ことは＜普通形＞が」という文型とその例文を紹介します。
＜普通形だな*＞ことは＜普通形＞が
*普通形ですが、な形容詞と名詞の「だ」は「な」に変わります。
- 「AことはAが、B」は「Aであることは確かだ。しかしB。」という意味です。Aには同じ言葉が入ります。話し手が強調したいのはBの部分です。
- 過去のことは「AるにはAたが」「AたにはAたが」のどちらも使えます。
例文
- 友人に紹介されたので一度会うことは会うが、今は恋人を作る気はない。
- 話題の映画を見たことは見たが、私はそこまで面白いと感じなかった。
- 試合に勝つことは勝ったが、あまりいいプレーができなくて悔しい。
- 料理ができることはできるけど、毎日メニューを考えるは面倒だ。
- 私の国の税は高いことは高いが、学費費や医療費は無料なので国民の幸福度は高い。
- このお弁当は390円と安いことは安いが、味がいまいちだ。
- 田中先生は厳しいことは厳しいが、学生のために言っているのはわかる。
- 白い靴はきれいなことはきれいだが、汚れが目立つ。
- 今日は仕事が休みなことは休みだが、しなければならないことがあって忙しい。
【参考】類似文型
- 〜には〜が。
