JLPT対策・N2文法編です。38回目は変化の意味の「<動詞辞書形/名詞>につれて、にしたがって〜」という文型とその例文を紹介します。
<動詞辞書形/名詞>につれて、にしたがって〜
漢字の書き方について
「にしたがって」は「に従って」と表記します。
「AにつれてB、AにしたがってB」は「Aすると、次第にB」という意味です。
- AもBも変化を表す言葉が入ります。
例文
【つれて】
- 一度覚えても、時間がたつにつれて忘れていってしまいます。
- 年をとるにつれて、顔や身体は変化します。
- 収入が高くなるにつれて、払わなければならない税金も増えます。
- 夜がふけるにつれて、お店の中の客が増えてきました。
- 試合が進むにつれて、選手たちの疲れも増してきたようだ。
- 高校から大学、大学院とレベルが上がるにつれて、より難しいことを学びます。
【にしたがって】
- 会社が大きくなるにしたがって、仕事は忙しくなっていきました。
- 年をとるにしたがって時間が短く感じるようになります。
- 上に登るにしたがって、山の坂が急になってきました。
- 台風の接近にしたがって、波が高くなってきました。
【参考】類似表現
- 〜とともに
- 〜にともなって
- 〜に沿って