Categories: Japanese Culture

シンガポールから始めてよかったです。

もし、日本語教師の資格を取ったけど経験がなくてなかなか就職先がないという人がいたら

私はまずはシンガポールで始めたらいいと自信を持って言えます。理由は授業が楽しいから。どうしてかというと、

学生が言語マスター、上手になっているのが目に見えてわかる。

シンガポールは複合民族国家です。

そしてシンガポーリアンは小学1年生から英語と母語の勉強を始めるそうで、バイリンガルは当たり前。

加えて、現地の方言なんかもお母さんやおじいちゃんから家で教えてもらっているか、話せる言語は?と聞くと

「英語と、中国語と、広東語と、あと少し潮州(テオチュウ)語もわかるかな〜。」なんていうのが普通。みんな言語習得のプロなんです。

しなきゃではなくしたい学生

私が働いていた語学学校にいた学生の日本語学習動機は

  1. 趣味(オタク系)。7割ぐらいはこれ。
  2. キャリアアップのため(すでに日系企業に勤めてる場合も多い)
  3. その他

その他の理由は日本人の妻の両親と話すため、とか日本人のハーフの女の子なんだけど生まれも育ちもシンガポールで、たまに日本のおばあちゃんに会いに行くときにコミュニケーションをするためとか。

やはり趣味で勉強する学生のパッションはすごいです。彼らの楽しいという気持ちが伝わって

授業は冗談や面白トークが飛び交う飛び交う。これほど日本語教師的な喜びはない!と思います。

給料が高い

大事です。いい授業をしようというモチベーションになります。
シンガポールで日本語教師は専門職として扱われます。エンプロイメントパスという就労ビザがもらえます。
私がいった2011年4月の初任給は2,500シンガポールドル(≒20万円)でしたが2018年2月現在は3600シンガポールドル(≒30万円)まで上がっています。

生活費が高いと言われていますが、私は日本にいる時よりかからなかったですよ。(私はシンプルな食事が好きなので余裕で貯金できました。)

ただ、年々ビザは取りにくくなっているようです。年齢と学歴、職歴の条件が合えばぜひ行ってみてください。また機会があればシンガポールで教えてみたいですね〜。

 

Chiyo

日本語研究家、ブロガー、母1歳。 関西出身。神奈川育ち。20歳の夏カンボジアで出会った日本語ペラペラの現地ガイドに衝撃を受け日本語教師の道へ。慶應大学卒業後シンガポール3年半→フィリピン半年→共同通信系(アジア経済)記者→日本語別科助教。 2018.9.13 結婚、セブにて挙式 2019.11.21 女の子出産 お仕事の依頼はブログのお問い合わせフォームからお願いします!

View Comments

  • 突然のコメント失礼します
    拝読させていただき、シンガポールで日本語教師に興味があるのですがどのサイトから応募したのか伺いたくコメントしました。
    もし差し支えなければ教えていただけますか?

    • こんにちは!私は有名な「日本語教師の集い」というサイトから応募しましたよ!数年経験を積んで帰国する人も多いので、割と頻繁に募集がかかっていました。(今はコロナで募集停止しているかもしれません・・。)

Recent Posts

ブログ開始します。

初めまして、東京で日本語を教え…

6年 ago

【食レポ】スィゥミャンマー@高田馬場

弟と軽く食事をしに中間地点の高…

6年 ago

【食レポ】I love 豆花@高田馬場

  シンガポール時代…

6年 ago

シンガポールを選んだ理由

私は大学在学中に日本語教師の資…

6年 ago