・はじめに前回までの数字1〜1000までをざっと復習しておきます。
・まず1000〜10000まで板書します。
1000 2000 3000 4000 5000
6000 7000 8000 9000 10000
赤いアンダーライン以外の数字を順にリピートさせましょう。
その後特別な読み方の赤いラインの数字を読ませます。
1000・・・「せん」が基本的な読み方です。ただし強調させたい場合は
「いっせん」とも読みます。
(例)21000 ←「にまんせん」より「にまんいっせん」という方が
わかりやすい。
3000・・・「さんぜん」←「せ」が濁音になります。
8000・・・「はっせん」←「ち」が「っ」になります。
・順番に言わせたり、ランダムに言わせたり、全員で合唱したり、
個人で当てたりして十分に練習させます。
・次に10000〜100000(10万)まで導入します。
板書
10000 20000 30000 40000 50000
60000 70000 80000 90000 100000
こちらの数字は特別な読み方はしないので
「万(まん)」の発音だけチェックしながら
簡単に練習させます。
・その後1〜100000までの数字を書いて練習しましょう。
板書
1001 3600 6900 8993 9800
12999 27000 52222 83333 100000
理解が早い学生とそうではない学生をペアにして
数字を読み上げる練習をさせましょう。
読み方に慣れてきたら終了です。
イラストなどを見せながら
リピートします。
(絵は「いらすとや」さんからお借りしました。)
☆日本国外で教えている方はその国の通貨の
日本語読みを教えてあげましょう。
(「dollar」だったら「ドル」)
T:「いちまんえん」
T:「ごせんえん」
T:「せんえん」
T:「ごひゃくえん」
T:「ひゃくえん」
T:「ごじゅうえん」
T:「じゅうえん」
T:「ごえん」
T:「いちえん」
「〜円」の発音がおかしくなければ終了です。
・物の値段カードで導入します
T:「これは何ですか。」
S:えんぴつです。
T:そうですね。これは60円です。
S:えんぴつは60円です。
T:「ノートは150円です。」
T:「時計は2400円です。」
T:「ラジオは8600円です。」
T:「テレビは38999円です。」
T:「ケータイ電話は61560円です。」
T:「パソコンは93405円です。」
これ/それ
T:(右下の値段の部分を隠して)わかりません。
いくらですか。
S:いくらですか。
T:これはいくらですか。
S:60円です。
T:それは60円です。
S:それは60円です。
他の絵カードでも
「それはいくらですか。」
「これは〇〇円です。」
という練習をします。
あれ/あれ
T:(右下の値段の部分を隠して)わかりません。
いくらですか。
S:いくらですか。
T:あれはいくらですか。
S:60円です。
T:あれは60円です。
S:あれは60円です。
他の絵カードでも
「あれはいくらですか。」
「あれは〇〇円です。」
という練習をします。
・上記のように物カードを貼って手前に人物2名を黒板に書きます。
・買い物している状況設定で1人二役になって練習します。
T:(わたし)すみません、あれはいくらですか。
(店員)あれ?わかりません。パソコン?カメラ?時計?
(わたし)あれです。時計です。
あの時計はいくらですか。
S:あの時計はいくらですか。
T:2400円です。
S:2400円です。
ここで、あれ+時計→「あのとけい」
になることを説明します。
他のものでも同様に
「あの〇〇はいくらですか。」
「〜円です。」
という練習をします。
T:(種類の違うペンを4、5本持って学生に見せます。)
これは100円です。
S:わかりません。
T:これ ペン (ペンを1本取り出して)
このペンは100円です。
S:このペンは100円です。
T:(違うペンを持って)このペンは150円です。
S:このペンは150円です。
・学生同士をペアにします。
はじめによくできる学生に協力してもらい前で教師とぺアになり見本を見せます。
T:S1さん、それシャツ、そのシャツはいくらですか。
S1:2000円です。
T :(S1に質問するように促します。)
S1:先生、そのかばんはいくらですか。
T:3000円です。
☆理解が早いクラスなら「高いですね。」「安いですね。」
とリアクションさせる練習もいれましょう。
その後他の学生にも同じようにペアワークさせます。
全てのグループが終了したら終わりです!