<動詞た形・い形容詞い・な形容詞な・名詞の>つもり だ
「Aつもりだ」は「Aと思った(けど、本当はそうではなかった。)」「Aと思った(けど他の人はAと思わなかった)」という意味です。
「〜つもりです(強い気持ち)」の復習(みんなの日本語31課)
- 来年家を買うつもりです。
- 明日からお酒を飲まないつもりです。
→「つもり」は「気持ち、考え」の意味です。
例文
思いこみ/勘違い
田中さんは寝坊したので、急いで準備しました。ご飯を食べて、シャワーを浴びて、エアコンを消して、出かけました。夜、会社から帰りました。「あれ、エアコンが消えていない。」
→エアコンを消したつもりだったが、消えていなかった。
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(バスの中で)
A:よかったら、この席に座ってください。
B:え?!私?そんな年に見えるかしら・・
→まだまだわかりつもりだったのに、電車で席を譲られてしまった。
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A:風邪はもう治ったんですか.
B:ええ、もう大丈夫です。・・・ゴホッ!
A:今日は帰った方がいいですよ。
→自分では大丈夫なつもりだったが、風邪はまだ治っていなかった。
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A:これひとつください。
B:はい、3000円です。
(家へ帰りました)
A:あ!これはMサイズだ!間違えた。
→買ったのはLサイズのつもりでしたが、Sサイズの服を持って帰ってきてしまった。
自分と他人との違い
A:今日の顔、どう?
B:ん?いつもと同じじゃない?
→綺麗に化粧したつもりだったが、彼にいつもと同じだと言われた。
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A:田中くんと付き合い始めたの?昨日デートしたって言ってたよ。
B:え?彼とはただの友達だけど・・・・
→彼は付き合っているつもりらしいが、私はただの友達としか考えていない。
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A:レポートができました。みてください。
B:こことここが変だね。もう一度書き直してくれる?
A:え・・・わかりました。
→自分ではいいつもりだったが、部長にレポートを書き直すように言われた。
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A:悪かったよ。
B:は?それであやまったつもり?ちゃんと言いなさいよ。
A:ごめんなさい・・・。