【N2文法】<名詞>として

CHIYO
JLPT対策・N2文法編です。87回目は資格や立場、カテゴリーなどを表す「<名詞>として」という文型とその例文を紹介します。

<名詞>として

  • 「Aとして」は「Aという資格や立場、カテゴリー、役割で〜。」という意味です。

「〜にとって」との共通点と違い

共通点:名詞に接続する

違い:「〜によって」は形容詞文が続くことがほとんど。

例→ミラーさんは英語は簡単だというが、私にとっては難しい

→本場の四川料理は日本人にとっては辛すぎます。

例文

資格

  • 私はアメリカで日本語の先生として働いています。
  • 日本語教育の専門家として、テレビの取材を受けた。

立場

  • 家の中では姉として弟の世話をしています。
  • 大学時代、学生代表としてスピーチ大会に出たことがあります。
  • ミラーさんは友達としては良い人だけど、恋人としては見れない。

カテゴリー

  • 白い恋人は北海道のお土産として有名です。
  • 横浜はチャイナタウンがある町として有名です。
  • 鎌倉は海が見える町として有名です。
  • 神戸はおしゃれな店が多い町として有名です。
  • この店ではペンを買うとサービスとして無料で名前を入れてくれます。
  • スマホは辞書やメモとしても使える。
  • この公園は地震が起きた時、集まる場所として使われます。

【参考】類似文型

  • 〜によって
Chiyo

日本語研究家、ブロガー、母1歳。 関西出身。神奈川育ち。20歳の夏カンボジアで出会った日本語ペラペラの現地ガイドに衝撃を受け日本語教師の道へ。慶應大学卒業後シンガポール3年半→フィリピン半年→共同通信系(アジア経済)記者→日本語別科助教。 2018.9.13 結婚、セブにて挙式 2019.11.21 女の子出産 お仕事の依頼はブログのお問い合わせフォームからお願いします!

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