<動詞意向形>+と(が)、<動詞辞書形/動詞2グループと動詞3グループのない形*>まいと(が)、〜
(ちょっと複雑)「まいと」の前の接続について。
- グループ1は辞書形のみに接続します。
- グループ2は辞書形か、ない形なので、例えば「食べる」は「食べるまいと」か「食べまいと」の2つの言い方が使えます。
- グループ3の「します」は「するまいと」「しまいと」の他、イレギュラーの「すまいと」という3つの言い方があります。
「Aようと、Aまいと/Aようが、まいが」は「Aしても、しなくても、同じだ/関係ない/影響されない」と言う意味です。Aの部分は同じ動詞が入ります。
昨日お酒を飲みすぎました。転んで怪我をして入院しました。会社を休みすぎて、くびになりました。これから絶対にお酒を飲みません。
→お酒なんて二度と飲むまい。
昨日行った店はサービスが悪かったです。料理もまずかったです。二度と行きません。
→昨日のレストランには二度と行くまい。
→あのレストランではもう二度と 食べるまい/食べまい。
田中さんに相談したら、次の日会社の人全員が内容を知っていました。
→田中さんにはこれから何も相談しまい/するまい/すまい。
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後件には話者の決意、判断を表す文が入ります。
例文
- 日本の電車は雨が降ろうと、降るまいと、時間通りに運行する。
- 会社の飲み会では酒を飲もうが飲むまいが、みんな均一に割り勘にする。
- エースが出ようと出まいと、この試合はブラジルが勝つに違いない。
- 勉強できようとできまいと、お前は私の大切な息子だ。
- 学生は先生がいようがいまいが、お構いなしに騒いでいる。
- 責任者ではないので、それが売れようと売れまいと、知ったことではない。
- 恋人たちには人に見られようが見られまいが、気にしていないようだ。
- 結婚しようがすまいが、親の介護の問題から目を背けることはできない。