【N1文法】<普通形/名詞>とはいえ、〜

CHIYO
N1の文法33回目です。逆接の意味を表す「<普通形/名詞>とはいえ、〜」という文型の意味と例文を紹介します。

<普通形/名詞>とはいえ、〜

「AとはいえB」は、「確かにAだが、それから予想や期待、イメージされることとは違うBだ。」と言う意味です。
  • Aの部分は話者が事実だと思っている内容が入ります。BにはAに反する内容の事柄や話者の評価がきます。
  • 「〜。とはいえ、〜」というふうに接続詞としても使えます。

例文

  • 夫婦とはいえ、最低限のプライベートは必要だと思う。
  • 無事退院したとはいえ、あと数週間は無理をせず過ごさなければならない。
  • 寿命がどんどん延びているとはいえ、120年生きる人というのはまだ珍しい。
  • 東京は安全だとはいえ、酔った女性が夜道を歩くのは危ないだろう。
  • 契約書には半年後から有給休暇が取れるとある。とはいえ、実際に取得している人はあまりいない。
  • あの大学は難しいとはいえ、しっかり準備すれば合格することは可能だ。
  • 知らなかったとはいえ、先ほどは大変失礼しました。
  • 食べ放題だとはいえ、食べられない量をとるのはマナー違反だよ。
  • AIによって多くの職が奪われるだろう。とはいえ、人間しかできない仕事も多くある。
  • 仕方がない事情があったとはいえ、彼を無罪にすることはできない。
Chiyo

日本語研究家、ブロガー、母1歳。 関西出身。神奈川育ち。20歳の夏カンボジアで出会った日本語ペラペラの現地ガイドに衝撃を受け日本語教師の道へ。慶應大学卒業後シンガポール3年半→フィリピン半年→共同通信系(アジア経済)記者→日本語別科助教。 2018.9.13 結婚、セブにて挙式 2019.11.21 女の子出産 お仕事の依頼はブログのお問い合わせフォームからお願いします!

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