【N1文法】<名詞> をおいて(ほかに)〜ない

CHIYO
N1の文法12回目です。限定の意味の「<名詞> をおいて(ほかに)〜ない」という文型の意味と例文を紹介します。

<名詞> をおいて(ほかに)〜ない

「Aをおいて〜」は、「Aのほかに、同じぐらい高く評価できるものはいない・ない」という意味です。「他に代わるものがない、Aだけだ」と強く言いたいときに使います。
  • 話者がAを高く評価しているときによく使います。
  • 名詞部分には「人、時、所、方法」などを表す言葉が入ります。
  • 後には「〜ない」という否定の意味の文がきます。(ない、いない、まい、など)

例文

  • この経済問題について詳しく説明できるのは、佐藤教授をおいて他にいない。
  • 私の人生にとって大事なのは、家族と一緒に過ごす時間をおいて他にない。
  • 彼女に結婚を申し込むなら、今夜をおいて他にない。
  • 退職後に夫婦で海外移住するなら、マレーシアをおいて他に候補地は考えられない。
  • SNSで募金を呼びかけられるのは、彼をおいて他に考えられない。
  • 増税をおいて、少子高齢社会を救う手立てはないのだろうか。
Chiyo

日本語研究家、ブロガー、母1歳。 関西出身。神奈川育ち。20歳の夏カンボジアで出会った日本語ペラペラの現地ガイドに衝撃を受け日本語教師の道へ。慶應大学卒業後シンガポール3年半→フィリピン半年→共同通信系(アジア経済)記者→日本語別科助教。 2018.9.13 結婚、セブにて挙式 2019.11.21 女の子出産 お仕事の依頼はブログのお問い合わせフォームからお願いします!

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