【N1文法】<名詞>にあって、〜

CHIYO
N1の文法6回目です。この記事では「<名詞>にあって〜」という文型の意味と例文を紹介します。

<名詞>にあって/にあっても、〜

意味:「Aにあって、B」で、「Aのような特別な状況だから、B。」という意味です。「Aに あって/あって、B」は、「Aのような特別な状況でも、Bだ。」という意味です。
  • 「Aという時期や場所に身を置いている」ということを強調する表現です。
  • 硬い表現です。通常は「〜で、〜において」などの表現を使います。

例文

  • 少子化にあって、半数以上の学生は留学生だという学校も少なくない。
  • 経営状況の悪化にあって、社員の希望退職を募集することになった。
  • 就職が厳しい時代にあって(も)、田中さんは5社からの内定を勝ち取った。
  • 交通機関が止まるほどの大雪にあって(も)、会社員たちはいつも通り出勤している。
  • 長い人生にあって、立ち止まって休憩する時間も必要だ。
Chiyo

日本語研究家、ブロガー、母1歳。 関西出身。神奈川育ち。20歳の夏カンボジアで出会った日本語ペラペラの現地ガイドに衝撃を受け日本語教師の道へ。慶應大学卒業後シンガポール3年半→フィリピン半年→共同通信系(アジア経済)記者→日本語別科助教。 2018.9.13 結婚、セブにて挙式 2019.11.21 女の子出産 お仕事の依頼はブログのお問い合わせフォームからお願いします!

Recent Posts

ブログ開始します。

初めまして、東京で日本語を教え…

6年 ago

【食レポ】スィゥミャンマー@高田馬場

弟と軽く食事をしに中間地点の高…

6年 ago

【食レポ】I love 豆花@高田馬場

  シンガポール時代…

6年 ago

シンガポールを選んだ理由

私は大学在学中に日本語教師の資…

6年 ago

シンガポールから始めてよかったです。

もし、日本語教師の資格を取った…

6年 ago