「〜をはじめ」は関連しているものから一番代表的なものを例に出して、「同じグループの他のもの全て」と言いたい時に使います。少し堅い表現です。
先日の結婚式には家族や親戚をはじめ、大勢の人が来てくれた。
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このレストランでは、日本料理をはじめ、中華料理屋イタリア料理、タイ料理など世界各国の料理が味わえ、デザートの種類も豊富なので嬉しい。
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来週の会議には社長をはじめ、関連部門の社員全員が出席する。
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私たちを取り巻く環境問題には、地球の温暖化をはじめ、酸性雨、砂漠化、森林破壊により洪水など様々で、一国で解決することはできない。
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祖父の遺産をめぐって、親戚同士で争っている。
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ある美しい女性をめぐって、2人の男性が戦った。
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新空港の建設をめぐって、各地で反対運動が起こった。
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有名歌手の引退をめぐって、様々なうわさが流れた。
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新しいエネルギーの問題をめぐって、専門家たちが議論を繰り返している。
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*名詞は「<名詞>+の」ではなく「<名詞>+である」になります。な形容詞は「<な形容詞>+な」のほか、<「な形容詞」+である>も使えます。
「〜ことから、〜」は「〜の理由(が原因)で、ことがわかった/〜と呼ばれている/〜考えられている/からが始まった/〜ようになった」という意味を表し、直接的な理由以外に「なぜそうなったか」「なぜそう判断したか」など、経緯や理由などを説明する文型です。
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この鳥は目の周りが白いことから、「メジロ」と呼ばれています。
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一人暮らしのお年寄りが増えていることから、お弁当の宅配サービスを始めました。
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最近このマンション近くで家具や宝石などが盗まれる事件が起きたことから、マンションの入り口に防犯カメラを設置することにした。
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貝の化石が発見されたことから、ここは昔海だったと考えられる。
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飛行機で隣の席だったことから、交際が始まった。
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その男の自宅から盗まれた物が見つかったことから、警察は犯人はその男だと判断した。
「から」と「ことから」の違い
1は単に直接の理由を述べているのに対し、2は「外国人が多い」という事実があって、徐々に人々が「国際通り」と呼び始め、今ではそれが定着したという意味が含まれる。
類似表現の「〜に関して」(N3)
文字通り「〜に関係して」と言う意味。その話題に直接的に関係することについて述べる。直線的なイメージ。この課の「めぐって」は「その話題を取り囲んで」と言う意味で、特定の話題に対して、複数の人が意見を交わすイメージです。
(参考)
3つの「から」
9時から5時まで働きます。
家から駅まで歩いて5分です。
貝の化石が発見されたことから、ここは昔海だったと考えられる。
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歯を磨いてから、寝ます。
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時間がありませんから、タクシーを使います。
「動詞辞書形+わけにはいかない」は状況(社会的、道徳的、心理的理由などの様々な事情)からみて、「〜ことができない」と判断する時に使う。「動詞ない形+わけにはいかない」は「〜しなければならない」という意味。口語的な表現。
なんとなく熱があるようだ。でも今日はJLPTの試験の日だ。休むことはできない。
→今日はJLPTの試験の日だから、熱があっても休むわけにはいかない。
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上司からの誘いなので、面倒だが断るわけにはいかない。
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車で来ているので、今日はお酒を飲むわけにはいかない。
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家族がいるので、辛いからといって、今の仕事を辞めるわけには行かない。
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私が責任者である以上、その会議に出席しないわけにはいかない。
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お年寄りが電車に乗ってきたら、席を譲らないわけにはいかない。
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私が皆んなを誘ったのだから、今晩の飲み会に行かないわけにはいかない。
「断るわけにはいかない」・・断らない
「断らないわけにはいかない」・・断る
「あきらめるわけにはいかない」・・あきらめない
「あきらめないわけにはいかない」・・あきらめる
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「できる」まとめ(この課でいう「できない」の意味は3番の社会的な意味)
「本来AはBことではなかっただろうか」は「もともとAはBことです」の意味です。
「必ずしも〜ない」は「いつも/全部が〜ではない」という意味です。
(例文)
本来、ニュースとは事実を多くの人に伝えるものではなかったのだろうか。しかし最近のテレビを見ていると、必ずしも事実だけを伝えているとは言い難い。
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本来、教育とは子どもの将来の可能性を広げるものではなかったのだろうか。しかし、現代の教師や親を見ると、必ずしも子どものことを考えているわけではないようだ。
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本来、正月とは、家族でゆっくり新年を迎える日ではなかっただろうか。しかし、最近の若い人たちの様子を見ると、必ずしもそうではないようだ。
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例文
情報化社会が私たちの生活をどのように変えていくのか、個人情報の悪用が問題になっている今、もう一度考え直すべき問題である。
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環境破壊が私たちの将来にどのような影響を与えるのか、温暖化や空気汚染が進む今、もう一度考え直すべき問題である。
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多量の薬を使って延命治療をすることが、患者本人にとって幸せなことなのか、医療技術が発達した今、もう一度考え直すべき問題である。
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