(丁寧に説明する必要がある語彙)
進歩:技術の進歩、文明の進歩など
〜に伴う:〜に伴う。一緒に別のことが起こるという意味。
目覚ましい:めが覚めるほど素晴らしい、「目覚ましい活躍」など
発展:経済の発展、大事件に発展する、など
遂(と)げる:〜をとげる。
とってかわる:「AIが人間にとってかわる」
今や:「や」は強調の意味
普及:みんなが使う、持つようになること
目の当たりにする:すぐ前で見た
悲しむ:動詞1グループ
〜を通して:N2の文法。使いましょうBで学びます。
〜かねない:N2文法。書きましょうA-2で学びます。
〜だけに:N2文法。使いましょうEで学びます。
「実際にはそうではないが、〜のようだ。」「本当に〜と間違えるぐらいだ」という意味です。
客観的で、「まるで〜のようだ」より書き言葉的です。
私は映画を見るのが好きです。家のパソコンで見るときが多いです。でも時々映画館で映画を見ます。大きい画面で映画を見ると、本当は映画館の中にいるのに、あたかも自分が本当に映画の世界の中にいるかのような気がします。
→大きい画面で映画を見ると、あたかも本当に映画の世界の中にいるかのような気がする。
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リーさんは中国から来た留学生です。東京にある中華料理店へ来ました。ここのメニューは中国語があります。店員も中国人です。
→この中華料理屋へ来ると、あたかも中国に帰ってきたかのように感じる。
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A:おととい、私の街で事故があって、トラックとバスがぶつかって、大変だったんですって。幸い怪我した人はいなかった見たですが、道も渋滞して、友達は2時間ぐらい車から出られなかったって言っていましたよ。
B:大変でしたね。
A:私は家にいたので、大丈夫でしたけどね。
→同僚は事故の様子を、あたかもそこにいたかのように詳しく話した。
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A:Bさん、昨日spfujse@fu sef[0isf[ei[ape。
B:え、もっとゆっくり言ってくださいよ。
→早口の同僚とおしゃべりしていると、あたかもロボットと話しているかのような気がしてくる。
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田中さんと私は同じときに今の会社に入りました。同期です。でも田中さんは私に言います。「ここはこうするといいよ」「その意見は違うよ」「このレポート、もう一度書いてくれる?」
→同期の田中さんは、あたかも私の上司であるかのように話す。
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その製品には問題があるのにA社は、あたかも安全であるかのように売り出している。
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T:恵子さんはツアーガイドになるために日本語を勉強しました。日本語を勉強しながら日本の文化も知ることができました。日本語の勉強を通して日本文化を知りました
S:日本語の勉強を通して日本文化を知りました
T:SNS・世界中の人と友達になれます
S:SNSを通して世界中の人と友達になれます
T:スポーツ・友達を作ります
S:スポーツを通して友達を作ります
T:アルバイト・敬語を学びました
S:アルバイトを通して敬語を学びました
T:ブログ・自分の気持ちを色々な人に伝えたい。
S:ブログを通して、自分の気持ちを色々な人に伝えたい。
S:秘書を通して社長に連絡してください
T:老人ホームでのボランティア・お年寄りの生活の大変さを学んだ
S:老人ホームでのボランティアを通して、お年寄りの生活の大変さを学んだ
感情を表す語彙の復習
うれしい、ありがたい、残念、不思議、辛い、珍しい、驚いた、困った、信じられない(など)
その他よく使う語彙
反応・態度が良い/悪い/冷たい/暖かい
関心が高い/低い
A:昨日前から気になっていた人を飲みに誘ってみたんです。
B:デートですね。どうでしたか。
A:残念なことに彼はもう結婚していて、子どももいるそうです。
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田中さんは3年間研究して、新商品を作りました。周りの人はその商品はあまり人気が出ないだろうと言いました。でも、どうなりましたか。
→嬉しいことに、商品に対する客の反応は良く、よく売れた。
→困ったことに、売れすぎて商品の数が足りなくなってしまった。
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小説の新人賞が発表された。
→驚いたことに、受賞したのはまだ16歳の高校生だった。
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ある大会社の社長が突然警察に捕まるという事件が起きた。
→不思議なことに国民の態度は意外に冷静だった。
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田中さんは10年ぶりに高校の同級生と飲みに行きました。
妻:同窓会はどうだった?
田中さん:驚いたことに、勉強嫌いな田中くんが先生になっていた。/珍しいことにけちな佐藤くんが全部ご馳走してくれた。/不思議なことに鈴木さんは高校時代よりもっと若く見えた。
ずいぶん長い、多い、高いななどとちょっと驚いたり、感嘆したりした時に使う。
もう12時半か・・・。明日も早いからそろそろ寝よう。
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この服可愛い。でも5万円か・・・ちょっと考えよう。
命令したり、指示したりするときに使います。「〜しろ」よりも強い言い方。
泥棒:早くするんだ。その袋に金を入れろ。
銀行員・・・はい。わかりました。
な形容詞と名詞は「だ」がつかない場合もあります。また「ーである」も使えます。
「それはそうだけど、しかし〜」という意味で、前の文から予想・期待されることと結果が食い違う・矛盾するような場合に用いられます。
6課で学んだ「AといってもB」との違い
「AといってもB」はAに反する話し手の判断や実態の説明がBにくる。
例)何も勉強しなかったといっても、学校の宿題ぐらいはした。
「AといってもB」は後ろに結果を表す表現は使えない。
例)❌何も勉強しなかったといっても、試験に合格できた。
「AとはいえB」は後ろに結果を表す表現が使える。
例)⭕️何も勉強しなかったとはいえ、試験にはちゃんと合格できた。
私の祖父は先月85歳になりました。でもまだまだ元気です。私の祖父は80歳を過ぎたとはいえ、まだまだ元気です。
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私の妹はダイエットして、10キロ痩せたとはいえまだかなり太い。
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A:あ、もう12時ですね。電車はもうないですね。
B:じゃあタクシー乗り場へ行きましょうか。
A:私は夜のタクシーは高いのでここから歩いていきます。
B:近い/この町は安全だ とはいえ、やっぱろ夜遅い時間に一人で歩いて帰るのは危ないよ。
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A:ああ、英語がもっと上手になりたいなあ。
B:日本語だけでいいでしょう。
A:今は日本語だけでも生活できる。とはいえ、英語がわからないと不便なこともある。
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私が悪いとはいえ、あんな言い方をしなくてもいいだろう。
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日曜日だとはいえ、今日も接待があるから休めない。
な形容詞と名詞は「だ」がつきません。また「ーである」も使えます。な形容詞は<な形容詞+な>の形も使えます。
「AだけにB」は「他の場合ではなく、XだからこそYとなる」ということで、他の場合と区別し強調しています。
例)去年は不合格だっただけに、今年は合格して嬉しい。
リーさんは10年東京に住んでいるだけに、 日本語が上手だ/おいしい店をよく知っている。
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今まで何度も失敗しただけに試験に合格した時はとても嬉しかった。
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予想していなかっただけに、突然彼にプロポーズされた時は本当に驚いた。
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あの国はワールドカップで優勝するだろうと思っていただけに、負けた時は本当に残念だった。
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あのレストランは高いだけに、サービスも味も完璧だ。
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あの人はいつも静かであるだけに、怒った時は本当に怖かった。
極端の意味の「さえ」の復習
導入
趣味が同じだということが分かると、それまで互いに関わりを持たなかった人同士が恋人になることさえある。
「〜かねない」
「〜する心配がある、〜かもしれない」という意味で、悪い結果が来る可能性があるときに使います。
例文)
T:みなさんクレジットカードを持っていますか。クレジットカードでどんなことができますか。
S:〜できます。
T:もし使いすぎるとどうなりますか。
S:大変です。
→便利な生活を可能にするクレジットカードも、使いすぎると借金まみれになりかねない。
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色々な人を友達になることを可能にするSNSも注意しないと怖い人に悪用されかねない。
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