「ねんトレ」とは「ねんねトレーニング」の略で、赤ちゃんが上手に寝られるように訓練することを言います。
私がこれを始めようと思ったのは生後3週間目から始まったひどい寝ぐずりが原因でした。寝ぐずりとは眠いのにうまく寝られなくて、泣いたり機嫌が悪くなることです。「眠そうに泣いてる赤ちゃんを、30分ぐらい抱っこして寝かせてベッドに置いたら、すぐ起きてなく」という状態がひどい時は3時間も続きました。
赤ちゃんは寝られなくてギャン泣きして大粒の涙を流しているし、私も腕は痛いわ、他のことは何にもできないわ、さらに寝不足と疲れでイライラして家族と喧嘩になるわと散々でした。
一般的な育児書やネット情報によると「今だけのことなので、生活リズムが整うのを数ヶ月待ちましょう。」というものばかり。
先輩ママさんも「だんだん寝てくれるようになるよ」と言っているけど、そんなに待てない!何か生活リズムを整える方法がないものかと探して知ったのがこちらの2冊の本でした。
まず、大切な情報として
病院では「母乳の場合、泣いたら好きなだけ授乳してください」としか指導されなかったのでその通りにしていましたが、それだとお腹は空いていなくて、ただ眠くて泣いている赤ちゃんに無理やり飲ませることになっていたのだと思います。だから機嫌が永遠に治らなかったのか・・・。
2冊の本はどちらも「生活リズムを赤ちゃん任せにせず、親の方が整えてあげる」という点で同じです。ただジーナ式の方が生まれた時からすぐに実行できる内容なのでそちらをメインで取り入れて少し改変して実践しています。
<夜間>
これが理想のスケジュールです。数日実施して、だんだん上記に近くなってきました。ベビーカーで夕寝を済ますのはオリジナルです。うとうとしたり、楽しそうに起きたりと繰り返すのでちょうど寝させ過ぎずに、疲れさせすぎず遊べるので、気に入っています。
欲しがったらあげる方式では夜間の授乳が3回もあって、毎晩寝た気がしなかったですが、この方法では夜は1回で済むので大分母(と赤ちゃん)の負担が少ないのが最大のポイントです。
赤ちゃんが泣く理由は様々で、お腹が空いた以外にも結構あります。今まではとにかく授乳して機嫌をとるしかできませんでしたが、このスケジュールで動くことで、「この時間だから眠いんだな」「授乳の後だからゲップがまた出るかな」と推測できます。そしてだいたいその要求を満たすとご機嫌になってくれます。
欲しがったらあげる方式ではいつ呼び出されるかわからないので、赤ちゃんが寝ている時間もずっとピリピリしていました。今はだいたいの起きる時間が予測できるので、ゆっくりした気分で過ごせます。
疲れすぎず、ちゃんと睡眠がとれているので赤ちゃんの泣く時間が減りました。バウンサーに座らせておくとご機嫌でいてくれるので、ストレスなく家事ができます。
平日は夜9時から10時の間に帰宅する夫とゆっくり話せる時間ができました。日中は赤ちゃんとずっといるために大人と話すのは大事なリフレッシュ時間になっています。その日の赤ちゃんの様子などを報告しています。
試したのは数日ですが、すぐ効果が現れていてびっくりしました。いい生活リズムがつくとこれから始まる夜泣きなどもなくなるようなので、母父娘の健康のためにもねんトレを続けていく予定です!