湯布院のゆったりした雰囲気ですっかり癒された後、またも温泉地として有名な別府へ向かいます!特急電車に乗って1時間ほどで着きます。
初めての別府なので、定番の「地獄めぐり」を体験してきました!
別府地獄めぐり(べっぷじごくめぐり)は、大分県別府市の別府温泉に多数存在する様々な奇観を呈する自然湧出の源泉「地獄」を、定期観光バスなどで周遊する定番の観光コースである。また、これらの地獄の総称としても使われる。
別府にはかず多くの地獄があります。その中で特に有名な組合に加入している7つの地獄を順に体験していきます!
別府駅からバスで20分ほどのところにある「海地獄」からスタートします!ここで7つの地獄を一気に巡れる周遊券を購入します!
周遊券は大人一人2000円でした。公式サイトに10パーセント割引になるチケットがあるようです。使いたかった!
敷地に入った瞬間から硫黄の匂いがします。この日はあいにくの雨で結構寒かったですが、地獄とつながっている池からは湯気が上がっています。
熱帯性の睡蓮が綺麗に咲いています。熱帯植物らしいトロピカルな色の花が異世界感を漂わせますね。
「海地獄」に着きました!湯気の勢いがすごくて、なかなか写真が撮れませんでした。エメラルドブルーの源泉は透明度が高く、沖縄の海のようです!綺麗です。
地獄の湯気に蒸される夫。
続いては海地獄のすぐ横にある「鬼石坊主地獄」へ向かいます。
灰色の泥が沸騰する様子が坊主の頭に似ている事から「鬼石坊主地獄」と呼ばれる様になったそうです。ボコボコと生き物のように動いています。泉温は99度です!
頭登場の瞬間!
ネーミングセンスありすぎです。
お次は「かまど地獄」坊主から歩いて3分ほどの場所にあります。たぬきマークが目印です。
昔、竈門八幡宮(かまどはちまんぐう)の祭のときに、 地獄の噴気でご飯を炊いていたことが名前の由来だそうです。
毒キノコのようなかまど。
鬼のキャラクターがかまど地獄について説明してくれます。他よりエンターテイメント性が高い地獄です。
タバコの煙を勢いよく温泉に向かって吹きかけると、煙の粒子を核として周りに水蒸気がくっついて、白い大きい蒸気がわきあがります。施設の方が実演して見せてくれます。
手がつけられます。
鬼の口から美肌になる蒸気が噴射されています。喉にもいいそうです!
飲む温泉スペースもありました。健康のためにたくさん飲みたかったですが、少ししょっぱかったので一口だけでギブアップでした!
続いて別名「ワニ地獄」と呼ばれる「鬼山地獄」へ向かいます。大正12年からワニを飼育しているそうです!
鬼のモニュメントを発見!おへその渦巻きが可愛いです。
ワニの赤ちゃんが生まれていました。
ここはまるで動物園です。それぞれのケージの中にはワニが泳いでいます。週3日ほど、生の鶏肉を与えるシーンを公開しているそうです。
現在、クロコダイル、アリゲーターなど、約70頭のワニが温泉で飼われています。寒い中歩いてきて足元が冷え切っていたので、このワニさんたちが羨ましかったです。
いよいよ後半に入ります。お次は「白池地獄」へ。
白色なので、どちらかというと極楽のような雰囲気です。けばけばしいモニュメントもなくて、上品な雰囲気の地獄です。
熱帯魚館のピラニアです。人間だったら数分でやられてしまうそうです。見た目は結構丸くて可愛いのに・・・
大きくなれば4mにもなる巨大魚だそうです。
温泉よりこちらの方が怖いです。
綺麗な中庭でした。
だんだん足が疲れてきましたが、後2つ!血の池は白池地獄から少し離れているので、バスで移動します。5分ぐらいで着きました。
7つの中でもひときわ個性が光る名前の地獄です。
このお湯の色!この赤は酸化鉄、酸化マグネシウムの色だそうです。日本で一番古い天然の「地獄」とのこと。緑の山との色の対比がすごいです。
いよいよ最後の地獄!本当に雨の中ビショビショになりながら、よく頑張りました。場所は先ほどの血の池地獄の横にあります。
龍巻は「間欠泉」のことです。
「間欠泉」とは、周期的に噴水のように地中から地上へ勢いよく熱水を噴出させる温泉のことです。
入るとすぐ、お土産物屋さんがあります。係りの人に先ほど竜巻(間欠泉)が上がったばかりで、次のを見るためには30分ほど待つ必要があると説明されました。ちょっとタイミングを逃しました!
お土産物屋さんの奥の方に、地獄があります。だいたい40分間に一回の感覚で噴き上がるそうです。自然のものなのでその日の気温などによって時間は変わります。
よって、ソワソワと待ちます・・・
シーンとして待っていたら突然「シュシュシュシュ」という音がして・・・
源泉発射!!滝のように見えますが、下から上に噴き上がっています。
7つを制覇して大満足の地獄めぐりでした!
お土産はこちらにしました!