JLPT対策・N3文法を始めます。48回目は「他にない」という意味の「<動詞の辞書形/て形/い形い/な形な/名詞(+助詞)>ばかり」という文型について学びます。
<動詞の辞書形/て形/い形い/な形な/名詞(+助詞)>ばかり
「Aばかり」は「Aだけ」という意味です。良くないと思うことを言う時に使います。
例文
- 新入社員は文句を言うばかりで、仕事を覚えようとしない。
- パーティーの準備ができた。あとはみんなが来るのを待つばかりだ。
- 兄は彼女と別れてから、毎日酒を飲んでばかりだ。
- 寝てばかりいないで勉強しなさい。
- ブランド物なんて高いばかりで、全然欲しいと思いません。
- 夫がロックが好きで困っているんです。うるさいばかりですから。
- この仕事は大変なばかりで、お給料は雀の涙だ。
- 東京で車は買う必要ないよ。お金もかかって邪魔なばかりだ。
- 彼女はご飯を食べないで、お菓子ばかり食べる。
【参考】「ばかり」の様々な意味
「〜して間もない」(みんなの日本語46課)
例文)メアリーさんは去年大学を卒業したばかりです
「おおよそ」
例文)ここから駅までは5分ばかりかかります。
「意味を強調する」
例文)そればかりは私もわからない。/こればかりの問題も答えられないのか。
「今にも〜しそう」
例文)彼女は今にも帰りださんばかりだ。
「さも〜のように」
例文)早く帰れと言わんばかりの冷たい対応だった。
「それだけが原因で」
例文)ちょっと油断をしたばかりに、転んで怪我をしてしまった。
「〜とばかりの形で、というほどの勢いで」
例文)ライバルには負けじとばかり、毎日残業して頑張った。